中小M&A資格試験 第4回 M&A実務 問9(全21問)
譲り受け側B社の経営者は、「譲り渡し側A社の社長は誠実な人で、会社に問題はないと言っている。費用もかかるので、DDは行わず社長へのヒアリングだけで済ませたい」と話している。B社のFAの助言として、ガイドラインに照らして最も適切なものはどれか。
不適切。経営者自身が潜在的なリスクを認識していないケースもあり、ヒアリングのみでは限界がある。
適切。ガイドラインが示すDD非実施のリスクに沿った説明である。
不適切。調査不足を表明保証で補おうとすると、譲り渡し側の負担が増え、クロージング後のトラブルの原因になり得る。
不適切。DDは主に譲り受け側が、FAや士業等専門家を活用して譲り渡し側の実態を調べるものである。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » M&A実務 » ヒアリングのみでDDを省略したいという相談
正解
2
解説
ガイドラインは、中小企業は一見問題なく経営されているように見えても課題・リスクを抱えていることが少なくなく、譲り渡し側の経営者がそれを認識していないケースもあるため、経営者からのヒアリングのみでリスクを評価することには限界があるとしている。また、調査が十分でない場合、最終契約で譲り渡し側が負う表明保証の範囲や補償額・補償期間等の負担の増加につながり得る。