中小M&A資格試験 第4回 M&A実務 問10(全21問)
資金繰りが悪化し債務超過となっている譲り渡し側C社の経営者は、早く相手を見つけたいと焦っており、譲渡額にばかり関心を向けている。C社の経営者は、会社の借入金について経営者保証を提供している。C社のFAの対応として、スキルマップに照らして最も適切なものはどれか。
不適切。最終契約上の義務やその不履行リスクこそ、正しく評価できるよう支援する必要がある。
不適切。譲り渡し側経営者の経営者保証に係る意向を丁寧に聴取することが求められる。
不適切。留意点を伝えた上で経営者の判断を支援し、希望があれば実施を拒むべきではない。
適切。スキルマップが求める対応である。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » M&A実務 » 資金繰りが悪化した譲り渡し側と経営者保証
正解
4
解説
スキルマップは、キャッシュフローの悪化・債務超過等がM&Aの背景にある場合、譲り渡し側の経営者は焦燥感から譲渡額等の形式的な条件のみに注意が向き、最終契約上の義務やその不履行リスクを正しく評価できない可能性があるため、仲介者・FAは、そもそもM&Aを実行すべきかも含めて慎重に検討することが求められるとしている。経営者保証については、経営者の意向を丁寧に聴取し、士業等専門家や金融機関等への相談も選択肢である旨を説明し、希望があれば実施を拒まないことが求められる。