中小M&A資格試験 第2回 倫理・行動規範 問12(全15問)
地方銀行V行は、返済条件の緩和を受けている融資先W社から、M&Aによる事業の譲り渡しについて相談を受け、V行自身が仲介業務を行うことを検討している。V行の対応として、最も適切なものはどれか。
適切(正解)。
不適切(禁忌肢)。譲り渡し側の意向を汲み、真意に即した支援を行うことが求められる。
不適切(禁忌肢)。情報隔壁を設けず、自行の利益を優先する対応で、利益相反管理に反する。
不適切。地方ではノンネームでも特定されやすく、開示情報の吟味と早急な秘密保持契約の締結が求められる(GL p108)。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 倫理・行動規範 » 金融機関の優越的地位と利益相反管理
正解
1
解説
ガイドラインは、融資先の中小M&Aで仲介業務・FA業務を行う場合、金融機関が債権者として構造的に優越的な地位に立ちやすい点に配慮し、融資部門と仲介部門の間の情報隔壁(チャイニーズ・ウォール)など適正な利益相反管理態勢を整えることを求めている。事業再生局面では早期のM&Aを促す動機が強くなりがちだが、譲り渡し側の真意に即した支援が求められる。地方ではノンネームでも相互に特定されやすいため、開示情報を吟味し、早急に秘密保持契約を結ぶなど情報管理を徹底する。