中小M&A資格試験 第5回 法務 問4(全11問)
譲り渡し側Y社の法務DDで、ある従業員の時間外労働に対する賃金が支払われていないことが判明した。この従業員の1時間当たりの賃金は2,000円、ある月の時間外労働(法定労働時間を超える労働)は80時間である。この月の時間外労働に対して支払うべき賃金(割増分を含む)の額として、正しいものはどれか。割増率は、時間外労働は25%、月60時間を超える時間外労働は50%とし、深夜・休日労働はないものとする。
誤り。割増分を加えていない(2,000円×80時間)。
誤り。全時間を25%の割増率で計算している。
正しい。150,000円+60,000円=210,000円。
誤り。全時間を50%の割増率で計算している。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 法務 » 月60時間超を含む時間外労働の割増賃金
正解
3
解説
労働基準法37条1項により、時間外労働には割増賃金を支払わなければならず、1か月の時間外労働が60時間を超えた場合、その超えた時間については5割以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。60時間分:2,000円×1.25×60時間=150,000円、60時間を超える20時間分:2,000円×1.5×20時間=60,000円、合計210,000円。未払残業代は簿外債務として、人事・労務の調査で確認すべき代表的な事項である。