中小M&A資格試験 第3回 法務 問5(全11問)
最終契約の当事者の一方が債務を履行しない場合の契約の解除に関する記述として、民法の規定に照らして最も適切でないものはどれか(契約に特段の定めはないものとする)。
適切。債権者の責めに帰すべき事由による不履行の場合、債権者は解除できない(543条)。
適切。全部の履行を拒絶する意思を明確に表示したときは、催告によらずに解除できる(542条1項2号)。
不適切(正解)。期間経過時の不履行が契約及び取引上の社会通念に照らして軽微であるときは、解除できない(541条ただし書)。
適切。解除により金銭を返還するときは、その受領の時から利息を付さなければならない(545条2項)。
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論点
中小M&A資格試験 » 法務 » 債務不履行による契約の解除
正解
3
解説
民法は、催告による解除(541条)を原則としつつ、期間経過時の不履行が軽微であるときは解除できないとしている。債務の全部の履行不能や、債務者が全部の履行を拒絶する意思を明確に表示したときなどは、催告なしに直ちに解除できる(542条)。不履行が債権者の責めに帰すべき事由によるときは解除できない(543条)。解除により金銭を返還するときは、受領の時から利息を付さなければならない(545条2項)。